【お知らせ】ユニバーサル・ホスピスマインド・ラボ創設

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 多死時代を迎え、急性期病院での医療提供から、自宅や介護施設での療養を支援する在宅医療へと、シフトしてきました。主に診断と治療中心から、人生の最終段階を迎えた患者さんと家族への支援が、時代とともに求められています。しかし、今の医療環境で、いのちの限られた人とその家族に、具体的な関わり方を学ぶ機会はきわめて限られています。

 

 エンドオブライフ・ケア協会では、人生の最終段階を迎えた患者さん・家族への援助を学びたい専門職のために、ユニバーサル・ホスピスマインド・ラボを2025年6月に創設しました。エンドオブライフ・ケア協会の認定ELCファシリテーターとして経験のある医師を中心に、ロールモデルとして学ぶ機会を提供して参ります。今後、活動しながら、看護師、薬剤師など多職種、他施設へと展開していく予定です。

 

 たとえ解決が難しい困難を抱えた患者さん・家族が穏やかになれるための援助を、全国どの地域であっても提供できるために、ユニバーサル・ホスピスマインドを学ぶ機会を提供していきたいと思います。

 

 医療機関として、ユニバーサル・ホスピスマインドを若い医療者に学ぶ機会を提供したいと考えている志のある方がいらっしゃいましたら、一緒に活動しませんか?認定ELCファシリテーターとして、ユニバーサル・ホスピスマインドを学び伝える機会は、貴施設に若い志のある人材が集まる機会となることでしょう。

 

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ユニバーサル・ホスピスマインド・ラボに登録される医療機関・団体の条件は、以下の通りです。
(1)所属する医療機関に、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会が認定するファシリテーター(※注)の医師、看護師がいる。
(2)ユニバーサル・ホスピスマインドについて学ぶ機会を提供している。
 (例:地域学習会およびエンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座(現地開催またはオンライン)に、当該機関・団体に所属する認定ELCファシリテーターが定期的に参加または登壇していること、など)
※注:認定ELCファシリテーターとは、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会が定める条件(援助者養成基礎講座修了、認定士課題の提出と認定、活動計画、推薦、等)を満たし、正式に認定された方のことを指します。


 
2025年6月14日

ユニバーサル・ホスピスマインド・ラボ代表 

小澤竹俊(めぐみ在宅クリニック)
発起人(あいうえお順)
宇田真記(医療法人清友会 清水医院)

岡山容子(みのり会おかやま在宅クリニック)

鬼澤信之(医療法人あんず会 杏クリニック)

川邉正和(医療法人綾正会かわべクリニック)

千葉恭一(ホームケアクリニックえん)

長野宏昭(いきがい在宅クリニック)

新田智之(医療法人 新田医院)

濱田努(きいれ浜田クリニック)

松田真和(菊川市家庭医療センター)

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